台風や低気圧の接近時に頭痛が起こるという人も多いはず。気圧や気温の急激な変化は、頭痛にも大きく関連しています。
気圧の変化による頭痛は、自律神経のバランスが崩れることや、耳の血行が悪くなることにより症状が出るともいわれています。耳を引っ張ったり、やさしくもみほぐしたりすることで、血行を促進し、症状を改善できる可能性があります。
真夏の酷暑により熱中症を発症すると、激しい頭痛が起こる場合があります。これは脱水により脳への血流が滞ることで発生するもの。生命維持のために脳に血液を送ろうと血管が最大限に拡張することで、周囲の神経が刺激されて痛みとなります。片頭痛と発生機序が似ており、両者を併発することもあります。夏の暑い日には涼しい場所にとどまるなどして、頭痛の発生を避けるようにしましょう。